皆さん、こんにちは。
今回の記事は、「アウトプットから考える」について紹介します。
これは、作業の指示を出す人、受ける人の両面から役に立つ内容ですし、
既に仕事の作法に取り込んでいらっしゃる方は多くいらっしゃるのではないかと推察します。
反対にまだ取り込めていない方は、是非取り込んで頂ければ幸いです。
筆者自身、今回紹介する内容を実践することで、作業効率の向上とアウトプットの期待値調整に役立っています。
それでは、内容の説明に入ります。
皆さんが作業の指示を出すときや受ける時、どの様に行っているでしょうか?
「〇〇の資料、△△までに作っておいて」といったシチュエーションは無いでしょうか?
上記の例は極端かもしれませんが、過去に何度も同じような作業を行っていて、
「つうかあの仲」であれば認識齟齬の発生は少ないかもしれません。
他方、一緒に仕事をした経験が浅い場合、認識齟齬が発生しやすいと考えますし、
実際にこのような場面を多く目撃をしています。
アウトプットから考える
そんな時に役に立つのが
「アウトプットから考える」です。
具体的には、資料の構成(意図やストーリー含む)や構成に必要なインプット情報の認識合わせを行うこととなります。
これを行うことで、無駄な作業を抑制出来ますし、期待値の調整が可能となります。
「このパートの意図は〇〇なので□□の資料を流用して。次のパートは調査を含めて△△の形で作って欲しい。」など。
この時、基本的に作業の指示を出す側からアウトプットのイメージや意図をしっかりと伝えましょう。
もちろん、指示の受け手が経験豊富な方であれば、アウトプットを提案して頂くこともアリだとは考えます。
余談ですが、筆者がお客さまにコンサルテーションを行う場合は、基本的に提案型が多くなりますが、
ある程度の経験が無いと難しいかなとは感じます。
途中経過の報告も大事
もう一点補足させて頂くと、途中経過をこまめに確認(報告)しましょう。
初回に行うアプトプットイメージに対して、実情報をのせることでギャップが出る場合があります。
例えば、調査結果が想定していた内容とは別の結果となり、ストーリーの見直しが必要など。
作りきって確認するよりは、こまめに確認することで早期にアウトプットの調整が可能となります。
簡単ではございますが「アウトプットから考える」について説明しました。
冒頭でも触れましたが、ご自身の仕事の作法に取り入れて頂けると幸いです。
それではまた次回!
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